白老町 虎杖浜「心のリゾート 海の別邸 ふる川」

2022年2月、北海道の白老町虎杖浜(こじょうはま)の温泉「心のリゾート 海の別邸 ふる川」に宿泊してきました。

海を眺める窓からの景色

1月は大雪だったり、夫婦揃って風邪をひいて回復までに時間がかかったり、例年よりずいぶんと消耗した気がします。温泉に浸かってゆっくりしたくて、二泊三日の滞在です。

 

チェックイン

玄関を入るとフロントではなく、海に面したラウンジに案内してもらいます。チェックインはここで、抹茶とふる川特製温泉まんじゅうをいただきながらゆっくりと。

このラウンジは、ふる川滞在において重要な場所なんです。

 

客室は全30室、11タイプ

全30室ですが、部屋のタイプは11種類。ペットとともに泊まれる部屋も2部屋あります。私たちは夫婦ふたりで和室ツインに泊まりました。

和室で、一段高くなった場所にベッドとしてマットレス。海を眺めるためにロッキングチェアと、窓に面して畳の小上がりがありました。

以前、和室に宿泊したことがありますが、好みとしては今回の和室ツインのほうが好きだなあ。

バスルームはありませんが、眺めのいい大きなお風呂に入りたくて来ているので全然問題なし。テレビもありませんが、海の音を聞きながらぼーっとするには最適な環境です。

BOSEのウェーブラジオがあるのでCDを聴くことができます。部屋にあるCD以外にもフロントにいけば貸出もあります。

海を眺めるために双眼鏡も置いてあります。イルカが見えることもあるらしい。

 

チェックインが終わり、部屋に荷物を置いたら何をする?

今回のプランには岩盤浴がついていました。通常、使用料が50分間2,200円の岩盤浴が無料になって嬉しい。部屋で着替えてすぐに岩盤浴に向かい、そのままお風呂へ。

お風呂のエリア

岩盤浴専用の休憩室

岩盤浴は2部屋、1部屋の定員は3人

部屋着は、ひとりにつき浴衣が2枚と、ポンチョ(7分丈パンツ付き)が1枚。岩盤浴に入る時はポンチョを着用しますが、受付で新しいポンチョを用意してくれるので、その後の着替えは心配なし。

お風呂を紹介できないのは残念。HPでご覧になってくださいね。露天風呂に寝湯があって、ごろんと横になると海と一体化する気持ちよさ。ぜひ体験してもらいたいです。

お風呂エリアの休憩室には、手づくりのシャーベットがありました。

 

ラウンジを楽しむ

さて、このホテルの中心にあたるラウンジには、いつでも飲み物の用意があります。ホットコーヒー、紅茶、お茶など。そして時間帯によってお楽しみの飲みものやちょっとした食べもののサービスも。

本を読みながら、海を眺めながら、それぞれが自由なスタイルで楽しむ。わが家は、音が美しいタンノイのスピーカーと本棚の目の前、オットマン付きの椅子が定位置でした。

酒粕の甘酒と、百合根の蒸しパン

14-17時はラウンジ隣の一角にお酒の試飲コーナーがあり、ワイン2本、日本酒2本の試飲ができました。

朝、自分でつくるオレンジジュース

食事もおいしい

夕食も朝食も、食事処「海の詩」でいただきました。夜も朝も窓側の席を用意していただいて、夜は真っ暗だけど朝は明るくて気持ちよかったです。別料金で掘り炬燵の個室カウンター席もあるらしい。

食事の写真を撮るのを忘れがち、こちらは朝食です

プライベートテラスがついたお部屋とワンちゃんが泊まれるお部屋では、部屋のテラスなどで食べられる洋食の朝食があるそうで。いつかわが家の犬と一緒に泊まりに行ってみたい気もするけれど、今回同様 大人だけで楽しむってのが捨て難い。

夕食後のデザートは「気分を変えてラウンジでどうぞ」と言われ、ラウンジへ移動します。好きな飲み物を用意して待っていると、デザートを運んで来てくれて、そこでゆっくりまったり。

前夜はデザート盛り合わせ、この日はソフトクリーム

 

夕食後、またお風呂に入ってラウンジに寄ると、ホットワインや夜食が用意されています。

おなかいっぱいでもう入らない・・・けど、ホットワインは飲んじゃうんだな。

土鍋に入っているのが素朴でいいわー

 

朝日を楽しむ

海を眺める宿なので、海にのぼる朝日が楽しみのひとつ。朝起きるのがちょっと苦手という方には、日の出時刻に合わせてモーニングコールを頼むこともできます。悪天候の場合は電話をせずに、そーっとしておいてくれるそうです。

私は部屋から朝日を眺めましたが、露天風呂で見る人もいるし、デッキで足湯に浸かりながらもできるし、いろんな楽しみ方がありますね。

暴風だった一泊めの朝

二泊めの朝は雲の隙間から

 

ところで、館内着は?

ちらっと前述しましたが、部屋には浴衣とポンチョ(ワンピースの形)、足袋の形をした靴下があります。男性も女性も浴衣だったりポンチョだったり、好きなものを自由に着ていました。

二泊三日の滞在で、到着してすぐにポンチョに着替えてからは、結局ずっと館内着のまま。持参する着替えは下着、冬は肌寒く感じることもあるので、ちょっと暖かめのインナーやスパッツ(レギンス?)などを持っていかれるといいと思います。

 

日常から離れてリラックスする時間

なんとなく気忙しい日々のあれこれから離れて、スマートフォンを見る時間も最小にして、二泊三日ゆっくりしました。天気が荒れていても、晴れていても、いろんな表情を見せてくれる海を眺めながら、心と身体の栄養補給です。

 

早朝、砂浜手前の斜面を歩く鹿の群れ

 

 

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